なんかインターネットに慣れ親しんでいると、一般ユーザーの気持ちがわからなくなってきてしまう。
「ヘルプ」という単語を普通に使ってしまっているけれども、よく考えてみると「ヘルプ」は「イノベーション」みたいに微妙にわかりにくいカタカナ語なんじゃないだろうかという気がしてきた。
FAQなんかは、数年前までよく「FAQって何ですか?」みたいなトートロジー的質問を見かけていたのだが、最近はとんと見ない。
まあ、PCやネットに詳しくなさそうな質問者に対して「FAQ読め」という回答が、ちょっといじわるだったということで使われなくなったということもあるだろうが、そもそもの「FAQ」が大抵のサイトでは「よくある質問」や「Q&A」に名前が変わってしまったからだというのが「FAQ」という言葉が使われなくなった大きな理由の気がする。
さすがに「ヘルプって何ですか?」という質問はあまり見たことが無いけれども、「ヘルプ」という単語がヘルプを読む必要がある多くの初心者ユーザーにとって直感的でユーザーフレンドリーかは疑問が残る。
例えば「利用案内」「使い方」「利用上の注意」とかの日本語の方がいいんじゃないだろうか。
しかし、「FAQ」に対応した日本語は「よくある質問」で間違いないのに対し、「ヘルプ」に対した日本語として、それらが正しいかと言えば、ちょっと微妙な気がする。
「ヘルプ」というのはサイトの概要が書かれていたり、禁止事項や利用上の注意、使い方やQ&Aや管理人への連絡方法、場合によってはサイトマップなどが書かれているページというイメージがあるのに対して、「利用案内」「使い方」「利用上の注意」だと、それらのニュアンスを全く含んでない感じがする。
そんなわけで、ヘルプが一般人にわかりやすい単語かどうかはわからんけども、ヘルプに変わるわかりやすくてスマートな表記も思い浮かばないので、とりあえずはヘルプを使っておくのが無難ということなんだろうか。